この冬はお寒うございました。最高気温が0℃という日も続出し、室内の漬物や水も凍る日々(我が家の通気性が最高すぎるのが原因かも)。外仕事をする気力は流石に湧いてきませんでした。そんな訳で「こたつに入り浸る冬ごもり」という夢が図らずも達成され、2021年度にむけての鋭気と体力は万全です。でも冬ごもりの間もちゃんと(?)仕事はしているのです。昨年度の栽培のまとめと考察、会計作業、2021年度の栽培計画作り、資材の棚卸と発注、そして種や苗の発注。2020年を総括して、2021年に野望を詰め込む。悩ましいけれど楽しい仕事です。
2021年度の栽培スケジュールもしっかり決まり、いまからワクワク(ヒヤヒヤ?)です。主要作物のアスパラガス、ブロッコリー、ミニトマトは収穫量の最大化が目標。この達成には「適切な時期に適切な作業を完遂すること」がカギだと考えています。当たり前の事だと感じると思うのですが、これが何かと難しい。
ブロッコリーは秋に収穫する作型にも初挑戦する予定で、栽培管理方法など作戦を練っております。ネギは新兵器を導入し、作業効率を上げ、栽培量を増やすという無謀な戦略。さて収穫し尽くすことができるだろうか。その他の露地野菜ではニンジン栽培を画策。これまでも何度か自家用に挑戦したものの、草に負けて満足に収穫できず、本腰を入れて本気でリベンジです。
2月中旬からはネギの育苗とアスパラガスの保温が始まっています。ネギは発芽したばかり、育苗ハウスで4月末までゆっくり育てます。アスパラガスはハウスに天井ビニールをかけ、堆肥や肥料を投入して土作りをして、畝を整えて、潅水設備を設置して、小トンネルをかけて、と大忙し。保温開始から1ヶ月弱くらいで芽が出て収穫となる予定。保温することで露地よりも1ヶ月早く出荷となります。外は0℃の寒い日でも、晴れればハウス内は40℃以上。ハウス内の温度管理に気を使う季節の到来です。今年度も始まりました!!