おかげさまでブロッコリー祭りが終焉を迎えました。今年は生育が順調だったたため、一回戦と二回戦(それぞれおよそ一週間の収穫三昧)の間に休息が数日ある、という贅沢なお祭りでした。一方で順調ゆえの苦労もあることを勉強しました。生育の揃いが良すぎて、収穫適期が一気に訪れる事態(1週間の収穫期間のうち、真ん中の2-3日が激戦)に直面。さらに、追い討ちをかけたのは雨の多さ。水をたくさん吸収して花蕾が爆発的な速さで肥大。1日中収穫していないと追付かない(1日でも遅れると出荷規格の大きさを超えてしまう)極限状態に追い込まれました。ブロッコリーの花蕾の大きさを1株ずつ確認し、適した大きさのものを選んで包丁で収穫。狩っても狩っても収穫適期のブロッコリーがなくならない。ちっとも前に進めない。圃場の真ん中で遭難しそうな錯覚に陥ります。いやはや吃驚だし、心身ともに疲労困憊な日々でした。でも、去年までの私たちにしてみれば、なんとも嬉しい悲鳴。達成感も半端なく、お酒が進む進む。
ブロッコリー栽培の今年の目標は順調に生育させ、秀品率(良いブロッコリーの割合)をあげること。結論から言えば、概ね目標は達成できたと思います。肥料の入れ方や病気への対策など新たな課題は見つかったものの、全体的にみれば手応えのある結果でした(嬉しや〜)。
さて、ブロッコリーにかまけていると大変なことになっているのが他の野菜たち。ミニトマトの芽かきと誘引作業はモチロンのてんこ盛り。アスパラガスの株整理(立茎する茎の選抜(アスパラガスの頁参照)も放置気味。玉ねぎも干しきれていないし、トウモロコシの追肥だって間に合っていない。圃場の雑草さんも元気いっぱい。もう草原。そして、ミニトマトとアスパラガス(夏芽)収穫が始まりました(笑)。あぁ、、やることたくさん。でも一つ一つこなしていけば、収まるのです。為せば成る(きっと)。ちなみに、初挑戦作型のニンジンは無事に収穫。発芽率に課題アリでしたが、初めて立派なニンジンが採れて幸せでした。