2023年 · 4月 15日, 2023年
春の訪れがゆっくりな長野県。でも来るとなったら、一気に来ます。梅の開花を皮切りに、春が一気に押し寄せております。毎日、色々な生き物が目醒めて、目まぐるしく賑やかになってきました。水仙や桜が開花、野の草（雑草）は生き生きと勢力範囲を拡大させて現実離れした紫や水色の美しい花畑（田畑なのであまり喜んでる場合でもないが）を顕現。木の芽が膨らんで赤みを帯び、山が白っぽく緑に赤に霞んだようになって、新芽がモゾモゾと動き出しております。潜んでいた虫や蛙も、太陽の下に出てきて忙しそう。日差しは柔らかく暖かで、だけど風はまだキリリと冷えていて。あぁ、めっちゃいい季節です。みんな、信州に遊びに来たら、いや、住んだら良いのに（笑）。 と、脳内もかなり春めいていますが、農業はしっかり始まっています。アスパラガスは昨年より1週間くらい早いお目覚めでした。今年も極太サイズが土を割って出てきて一安心。
2023年 · 3月 07日, 2023年
冬眠からモソモソと目覚めた私達。大きくなった身体を引きづりながらアスパラガスの萌芽準備を始めました。ハウスの天井ビニールを張って、土を下ろして、堆肥や肥料を入れて、土を上げて、畝を作って、水をやって、保温して。あとは信じて萌芽を待つばかり。去年も立派に擬葉を茂らせていたし、栽培に大きな問題もなかった、だから今年もたくさんの芽を出してくれるはず！！例年ならば3月10日前後に萌芽。それまでが、楽しみやら不安やら。今年も何卒ご萌芽のほど、よろしくお願いしますっ！！ ネギやブロッコリーの種まき・育苗も順調に進行中。ブロッコリーの栽培ほ場への堆肥まき（人力）も始まって、心身ともに気合が入ってきました。この時期は重労働（土作り、圃場整備など）が多め。そして外気温は5℃前後、ハウス内は30℃という気温差。寒いけれど、汗だくにもなる。衣服選びが難しい季節です。 2023年度の栽培スケジュールもほぼ決まりました。案の定（懲りずに）たくさんの野菜を栽培予定。
2022年 · 12月 18日, 2022年
初雪です。今年もなんとか間に合わせました。雪が降り出す前に終えたい大事な仕事。それはビニールハウスの天井を巻き上げること。大雪によるハウスの損壊を防ぐための大切な仕事なのです。と言っても、巻き上げ作業そのものは1〜2日で終わるのです。何が間に合わないかって、それはハウス内の片付け。12月初旬にアスパラガスが枯れあがり、ミニトマト収穫が強制終了（実が凍る）となるので、そこから2週間が勝負。アスパラガスを地際で切って、誘引資材を片付けて、擬葉まみれになりながら運び出し（詳細はアスパラガスの頁参照）、擬葉まみれのハウス内を掃除して、防草シートを剥がし、株元を焼却。巨大（10m以上）になったミニトマトを地際で切って枯らして軽くし、大量の茎をズルズルと運び出し、ミニトマトの実が散乱しているハウス内を掃除して、誘引棚を解体し、マルチと防草シートを剥がす。ここまで出来れば完璧。全部終わったかなんて野暮なことは聞かないで頂きたい。
2022年 · 5月 17日, 2022年
4月からチャレンジしたことが2つ。1つは春アスパラガスのネット販売（ポケットマルシェにて販売中）を始めたこと、もう1つは農園に仲間（パートさん）が加わったこと。結論を急げば、どちらもチャレンジして本当に良かった。まずは、ネット販売。新鮮な春アスパラガスは本当に格別な美味しさ。私たちを応援してくれている先輩、友人、親族の方々に是非とも食べて欲しいっ！美味しいっ！を共有したいっ！との想いから、販売を開始しました。そして、1ヶ月経過。予想以上にたくさんの皆さまにご購入＆食べて頂くことができました。正直、本当に驚いています。応援してくださっている皆さまがSNSで発信してくれたことも、大きな要因だと感じています。本当に感謝しきりです。お客さまからの感想やご馳走様のメッセージもたくさん届きました。素直にめちゃめちゃ嬉しい。農園のアスパラガスがたくさんの方々に届いて、色んな人を繋いで、美味しいや楽しいを広げていくこと。とても不思議で幸せなことだなぁ。と痛感しています。
2022年 · 4月 01日, 2022年
今年は春の訪れがのらりくらり。暖かくなってきたな、と思ったら、雪になったり。庭の草木の芽吹きものんびりで、梅も水仙も開花直前で足踏み中です。そして、春の主役、アスパラガスの目覚めものらりくらり。昨年よりも1週間ほど寝坊。この冬の極寒が効いたのだと思います（保温を始めても数日間は土が凍っていた）。2月、3月は土木作業（畑の準備と整備）で鈍った身体に鞭を入れ、種まきと苗の管理とビニールハウスの温度管理に頭を悩ませながら、植物達の目覚めを待つ季節。植物の世話や収穫に（それほど）手がかからない分、アレもやろう、コレもやっとこうなどと、心配と妄想が疾走しがち。今年はアスパラガスがなかなか出ないものだから、さらにヤキモキな日々でした。最近やっとアスパラガスが覚醒し始めて、ひと安心。ネット直販も4月2週目から始められるかなと考えています。これからブロッコリーやミニトマトの定植も始まるので、大忙し。楽しみなような、少し怖いような。あぁ早く走り出してしまいたい。
2022年 · 2月 03日, 2022年
例年以上に毎日極寒の日々でございます。ネギの収穫も12月いっぱいで強制終了。極寒すぎてネギも土もガッチリ凍って抜けなくなりました（笑）（残りは自家用分だったので、経営には打撃なし）。昼間の気温が4℃を超える日（あんまりない）を狙って畑の片付け、庭木の剪定、畑の準備などをしています。極寒の真冬日はデスクワークに邁進。2021年の反省、会計作業、2022年栽培スケジュール作り、ホームページ更新、そしてもっと楽しいこと出来ないかなぁと、チャレンジへの妄想＆計画＆準備などなど。こたつに入り浸っての充実の日々を満喫中です。 さて、私たちも早いもので今年で農家4年目。今年は新事業にチャレンジしてみる所存です。それは「ネット直販」の開始。「農園の野菜や活動を通して、農業や自然の魅力を発信したい！」という農園発足当初からの野望に向け、一歩踏み出してみます。
2021年 · 9月 28日, 2021年
すっかり秋になってしまいました。昼間はギリギリ半袖で過ごせますが、朝晩はかなり寒くて長袖（私はヒートテックインナー）が手放せなくなりました。まだまだ繁忙期の真っ只中なのですが、なんとなく寂しくなるのがこの季節。春夏野菜の収穫量がピークを超えてしまった喪失感がヒタヒタと心に忍び寄るのです（笑）。3月から頑張ってくれていたアスパラガスはついに収穫終了。ミニトマトの着色スピードもだいぶ落ち着き、日々の収穫量（時間）も減ってきました。そんな訳で、なんとなしに寂しいのです。 が、実際は、しみじみしている場合では全くない。そう、秋冬野菜の収穫がガンガン始まっているからです。9月半ばから秋ブロッコリーの収穫祭が勃発。夏野菜の収穫・管理と時間を調整しながら頑張って収穫中です。
2021年 · 8月 30日, 2021年
気がつけば8月も最終盤。毎年のことながら怒涛の7、８月でした。私たちは何をしていたのか。振り返ると呆然とする今日この頃。ブロッコリー収穫祭の終焉とともに、ミニトマトとアスパラガスと夏野菜の収穫祭が勃発。収穫の合間に秋ブロッコリーを定植して、その合間の合間でカボチャの種をなんとか撒いて（遅れてしまったが、どうにか間に合って欲しい（泣））、その合間の合間の合間にミニトマトの誘引（笑）。その他に秋作ジャガイモと冬野菜の定植、圃場の草退治などイベントは盛りだくさん。相変わらずドタバタ楽しんでいる私たちです。 そんな中、7月半ばに、ついに、のららぼ農園に、強力なお仲間を召喚することができましたっ！！主に収穫と出荷調製作業に参戦してもらっております。お仲間の存在の尊さは言葉にすることが困難なほどです（笑）。真面目で真摯で、飲み込みも抜群、自分で考えて試行錯誤してくれますし、作業もお早い。