2020年

2020年 · 12月 24日, 2020年
びっくりするほど冷え込んでおります。雪はまださほど積もりませんが、とにかく連日の氷点下攻め。霧氷が綺麗なのは嬉しいのですが、、、。晴れていても午前中は氷点下。畑もビニールハウスも凍みてバリバリです。野菜たちもついに店じまい。ハクサイ、ダイコンは大寒波が来る前に自家用も収穫して土蔵へ貯蔵しました。懸案のネギもなんとか出荷分は収穫し終わり、感無量。ミニトマトは12月初旬に実が凍って収穫終了。去年よりも2週間長く生き残りました!誘引作業を頑張って、二重カーテンをきちんと設置でき、保温効果がちゃんと出たのかなと思います。 現在は片付け作業を鋭意遂行中。ミニトマトとアスパラガスの森を切り開き、植物を運び出し、ハウス内を掃除して、ハウス天井ビニールを巻き上げて雪害対策。書くと簡単なのですが、これがかなり大変。ミニトマトはとにかく長く長く成長しており、全てを運び出すのに軽トラック15杯以上。根がガッチリ張っており

2020年 · 11月 30日, 2020年
まだまだ農繁期です。ネギ、ハクサイ、ダイコンなどの冬野菜が順調に収穫となり、嬉しいことにミニトマトの収穫も継続中。かなり暖かかった11月。凍害も少なく想像以上の量と質になりました。年初から計画していた作物、畑の空いたスペースが勿体なくて急遽増やした作物、昨年よりも長く収穫できている作物。色々なことが重なって大忙しです。いまの悩みは畑の片付けが進まないこと。冬休みがどんどん短くなる予感(その方が経営的には良いので、贅沢な悩みです(笑))。 とはいえ収穫作業は最終盤。これからは仕事の合間に冬ごもり(できるかなぁ)の準備作業も進める予定です。自宅用のハクサイ、ダイコン、ネギを収穫して貯蔵したり(きちんと貯蔵すれば4月くらいまで食べられる)、野沢菜や大根を漬けたり、干し柿をとりこんだり、幸せこたつ生活を楽しむための大事な作業。冬は寒くて苦手ですが、美味しいものを頼りに切り抜けようと思います。(写真:野沢菜)

2020年 · 10月 25日, 2020年
寒くなる前に終わらせたかったミニトマトの誘引作業もなんとか終了。これで茎に妨害されることなく2重カーテンを下ろすことができるようになりました。2重カーテンというのはビニールハウス内側に設置する保温性をより高めるための資材。ハウス内側をもう1重ビニールで覆う(前後左右+天井)イメージです。これによって空気の層ができるので、外気温が下がっても、ハウスの内側の温度を暖かく保ちやすくなります(魔法瓶と同じ理屈)。外よりも暖かくすることで、露地栽培よりもミニトマトの着色を早めたり、凍結する(枯れてしまう)時期を遅くしたりすることが可能になります。つまり収穫期間(量)を伸ばせて、長く稼げるということ。まだまだたくさん実をつけているミニトマト、あと1ヶ月くらい延命できればいいなぁ。と思っています。

2020年 · 9月 28日, 2020年
秋雨前線が訪れ、突然秋になりました。昨日まで半袖で過ごしていたのに、今日からは長袖2枚重ねても涼しいという状況。あんなに出ていたアスパラガスもピタリと顔を出さなくなり、ミニトマトの色づきもゆっくりになりました。肌寒いし、農繁期のドタバタも落ち着いてきてなんだかちょっと寂しい季節です。といっても気分だけで、実際には全く暇していないのでご心配(?)なく。なぜならば、ミニトマト誘引作業、畑の草刈りが全く間に合っていない(笑)。そして秋冬野菜の収穫が差し迫っています。ネギはすでに収穫待ち状態、去年よりたくさん植えたカボチャ・白菜・非結球レタスは10月半ばから、サツマイモや里芋も採れるはず。まだまだ楽しい農作業が続きます。冬野菜食べるのも楽しみだなぁ。 こちらでは8月後半から12月まで怒涛の果物攻め。農作物はどうしても訳あり品が出てしまいます。おすそ分け+物々交換でプルーン、ナシ、ブドウ、リンゴが切れ目なく食卓に。贅沢で美味しい季節です。

2020年 · 8月 29日, 2020年
農繁期まっ盛です。ミニトマトはじゃんじゃん色づき、アスパラガスはにょきにょき出現します。収穫だけで大わらわ。盛り上がりすぎている時にはミニトマトを6時間弱くらい収穫し続けております(笑)。もちろんその間も野菜達の成長をサポートする作業は休めない。という訳でドタバタな楽しいランナーズハイ的な日々を送っています。しかし、なかなか手が行き届かない事態も多発する訳で、畑の草原化、ジャングル化の波がヒタヒタと迫っています。そんな中でも冬野菜を植える私たち。8月はカボチャとハクサイを植えました。これからもまだまだ楽しくなりそうです。全然雨が降らないので、畑はカサカサ。水やり作業が重くのしかかります。が、もう少ししたらまた雨の季節。それまでの辛抱です。さて、毎晩の美味しいお酒を糧に頑張りますっ!!

2020年 · 7月 31日, 2020年
前回のブログで「干ばつ続き、どうか雨を下さい」と、言っていた私たち。現在は雨が止まずに困り果てています。雨乞いが効き過ぎてしまったのか。。。カレコレ1ヶ月間も降りっぱなし。畑は水浸し、作物は日照不足でヒョロヒョロ、いつもならジャンジャン採れて困り果てる露地夏野菜もボッチラボッチラ状態。身勝手なのは承知です。でも祈らせてください。もう水は十分頂きました。何卒何卒、降り止んでください!!本当は晴れて欲しいけれど、曇りでも構いません!!このままでは冬野菜の定植準備がまったく進まないのです。頑張って出張ってきて太平洋高気圧!!(でもホドホドにお願いしたい。極端なお天気は野菜にも人間にも厳しいのです。) 写真は春に植えたネギ。びっくりするほど大きくなりました。雨の合間をなんとか見つけて土寄作業をしました。土がネチョネチョで大変です。

2020年 · 6月 26日, 2020年
梅雨に入り、待ちに待った雨が降りました。その前の2週間はまとまった降雨なし+酷暑。畑は干ばつ状態で歩くと土埃が舞う状況でした。水がもらえないブロッコリーや露地野菜はクッタリしてしまい、成長もピタリと停滞。そこへ乾燥と暑さで絶好調な虫達が過酷な追い討ち。葉っぱの穴がみるみる増えていく恐怖。。。ほんの少しでもいい、雨をください!!と祈り続けた日々でした。現在は畑も十分に潤って作物たちも元気を取り戻し、メキメキ成長中です。 春作物の収穫が盛り上がってきました。冬に植えたタマネギ、早春にタネを播いたダイコン、アスパラガスの夏芽収穫も始まりました。そして遂にブロッコリー収穫戦開幕。今は何とか作業が間に合っています。この後が怖い。せっかく育てたものを採り逃すわけには参りません。そして夏秋収穫用作物の管理を怠って、未来の収入を逃すわけにも参りません。怒涛の2週間(で終わるといいな)頑張ります!!

2020年 · 5月 24日, 2020年
あっという間に5月も後半。こちらではGWごろから畑の周りの木々が芽吹き始めました。今はぐんぐん葉を茂らせて新緑真っ盛り。田植え前の水田の水に緑や青空が映って、なんとも爽やかです。この季節は外に出るとなんだか無性に嬉しくなります。でも、そんなにホッコリしていられる訳はないのです。畑の仲間たち(草と虫(と動物))も俄然元気になるからです。今年もモチロンとても元気です。ハウス内でぬくぬくと育ち、まだ寒い4月にビシバシと畑に植えられた野菜の苗たちも、ようやく外の世界に馴染んで順調に成長中です。しかしソコはもともと草と虫の住処。そのままにしておけば、野菜達に勝ち目はありません。それでは困ってしまう私たちは、草刈り+防除という名のやや強引な仲裁作業に日々邁進中です。畑を観察していると、毎日新しい競争があちこちで勃発しています。楽しく(忙しく)なってまいりました。

2020年 · 4月 19日, 2020年
ハウス栽培アスパラガスの春収穫を完遂しました。3月中旬から約1ヶ月間、たくさん収穫しました。晴天が続くと、発芽も伸長も活発になり、次から次へと芽を出し、1日で5cm以上成長したことも。今年は太い茎の割合もぐんと増えて嬉しい限り。時々、直径が10円玉以上のものも出てきてびっくりさせられました(太すぎるのも商売的には問題なのですが(太すぎると価格が安くなるので))。春のアスパラガスの収量は前年の栽培管理状況(どれだけ根に養分を貯められたか)が反映されます。去年の栽培管理の頑張りがちゃんと成果として還ってきてくれたのが本当に嬉しかったです。 まだ若い株なので今年は早めに収穫を切り上げて、茎を立たせて光合成させることにしました。これから1ヶ月ほどは株の生育期間となりますが、その後はまた夏芽を収穫する予定です(アスパラガス栽培の詳細を「農園の野菜たち-アスパラガス」にまとめてありますのでぜひ覗いてみて下さい)。

2020年 · 3月 16日, 2020年
2020年シーズンが本格的に稼働し始めました。冬の間、育苗用のビニールハウス内で育てていたロメインレタスと人参を収穫して直売所へ出荷。やっとこさ立派に育って収穫まで辿り着けたので一安心でした。人参はもう少し大きく育てたかったのですが、苗を育てるスペースを譲って欲しかったので、総穫りを決断。両作物ともに想定よりも生育がゆっくりでした。試験的に挑戦した寒い時期の野菜栽培。良い勉強になりました。冬場も何かしらの収入があると農業経営も心も安らかなので、次の冬も作戦を立てて挑戦したいと考えています。収入面よりも「植物を育てて観察するのが楽しみ」というのが本音かもしれませんが(笑)。 アスパラガスは2月中旬に屋根ビニールを張り直し、小トンネル(畝をビニールで覆う)を設置して保温を始めました。

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