ジャガイモ2a分の収穫が終了しました。収量はダンシャク約62kg(種芋2kg)、キタアカリ約47kg(種芋2kg)、トカチコガネ約48kg(種芋2kg)、トウヤ約195kg(種芋6kg)となりました。種芋重量から考えると24〜33倍にも増えました。植物って本当に凄い。定植から約3ヶ月間、光と土壌と水からエネルギーと糖を生産して、塊茎(ジャガイモは茎が膨らんだものだそうです)に貯蔵。一生懸命生きてるんですね。ありがたく御馳走になります。日常の食事で他の生き物の命を頂いてるって実感することって少ないですが、自分たちで作ってみるとそのありがたさや不思議さを実感します。モチロン簡単にご相伴には預かれません。収穫作業は重労働(笑)で時間もかかります。掘って、乾かして、大きさ毎に選別。2人で3日ほど費やしたかと思います。真夏日にも恵まれ、トシさんは真っ黒コゲとなりました(日焼け止め大事です)。
今年、私達が作ったジャガイモは白土ばれいしょ(白いも)というブランド芋として販売させて頂いております。研修でお借りしている畑は御牧ヶ原台地に位置しています。この土地は強粘土土壌で、昼夜の気温差が大きく、降水量が少ないことから、デンプン量と旨味が多い美味しいジャガイモが育ちます。このブランド芋は関西地方の高級料亭で使われており、市場流通はほとんどない幻の品のようです。(私も10年ほどこの辺に出没していますが、今年になるまで恥ずかしながら存じ上げず。)ブランドを守ってきた、先輩農家さん方に感謝しつつ、ブランド名を使わせて頂いて直売所で販売を始めました。このジャガイモ本当に美味しい&今年限定となりますので、なんとか遠くの皆さんにも味わって頂けるようにしたいと考えています。