私達の畑はすっかり秋冬野菜モードとなり、ラストスパートに入りました。毎日バタバタと激走しているうちに季節はガンガン過ぎ、農業大学校での研修も残り実質2ヶ月半。たくさんのことを、たくさんの方々と畑から教えてもらいました。残りの期間もムダにせず行動あるのみです!!
さて、畑の方は早くもダイコン収穫が始まっています。白ダイコンもモチロン育てているのですが、青ダイコンにも挑戦しました。最近は「うえだみどり大根」という名前でも呼ばれているようです。一般的な白ダイコンは根が地中へ伸びて太っていきますが、青ダイコンは地上部が伸び、日に当たった部分に葉緑素が生じて中までキレイな緑色になります。上に伸びるとは想像していなかったので、石が邪魔で下に伸びられない?土寄せが必要?などとムダに心配をしてしまいました(笑)
ハウス内ではタマネギを播種しました。タマネギは種を畑に条播きして苗を育て、ある程度の大きさになったら掘り起こして、適切な間隔で生育圃場に定植しなおします。農業大学校から畑を借りられるのは11月半ばまで。それまでに立派な苗に育てて、苗を直売所などで販売しようと考えています。2枚目の写真がタマネギ発芽の様子です。アブラナ科の苗と比べると、あまりにもか細く、成長もかなり緩やか。干涸びないか、風で倒れないかと心配になります。その一方で、アブラナ科苗を一瞬で丸裸にする昆虫達は、タマネギには全く寄り付きません。だから成長に時間がかかっても大丈夫なのか等と考察中。植物達の生き残り戦略に感心です。
ちなみに、今回紹介した青ダイコン、おろしてサバ水煮を載っけて醤油をかけて食べると、もう本当にウマすぎてお酒が止まりません。お見かけの際はぜひお試しください!!