10月は雨ばかり、秋晴れの日は殆ど無かったように感じます。そうしてこちらはすっかり冬に突入。とうとう霜が降りてきました。露地の作物はそろそろ限界を迎えそうです。秋作のダイコン、ニンジン、ロメインレタス、ブロッコリーは無事に収穫まで辿り着きました。キャベツは最後の区が間に合うか微妙なところ。何とか滑り込みたいものです。天候には恵まれなかったものの、秋作物の方が春夏よりも圧倒的に手がかからない印象。長野県の秋は涼しく、雑草と害虫が少ないことが要因かなと思っています。ハウスではナスとパプリカが頑張っています。ナスは丸く短くなってきましたが、鈴生り継続中。パプリカは色付きペースが落ちてきましたが、ハロウィン需要?で大活躍してくれました。一方でハウスの大玉トマトとミニトマトは寂しい感じになっています。
大玉トマトは実はついているものの、赤くならずに置物のようになってしまいました。ミニトマトの株は元気そのもの、花も咲き続け、実もどんどん着くのです。が、実が完熟する前にパックリ割れてしまうのです。先生方に聞くと、寒さによるものとのこと。まさかこんな形でミニトマトが終焉を迎えるとは。全く想像していませんでした。割れなかった実を細々と収穫していますが、それもあと少しの時間かもしれません。
植物を育てていると知りたいことが増え続けて、楽しくなります。どんな仕組みで成長しているのか、実をつけるのか、成熟するのか。気温や水、栄養等の環境条件がどんな風に関わっているのか。私の頭で解る日が来るだろうか。解りたいなぁと思う今日この頃。勉強します笑。